こんにちは!アメポケの鶴田です。
前回に引き続き社会福祉法人 藤花会様の事業所紹介記事です。
今回は生活相談員として働く吉川様と森田様にお話しをお伺いしました♪
ごゆっくりご覧ください!
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〈アメポケ〉今回はよろしくお願いします!まずはお二人のご経歴をお聞きしてもよろしいでしょうか?
〈吉川様〉福祉業界では12年ほど、藤花会では9年ほどの勤務をしています。元々は違う法人にいたのですが、藤花会に魅力を感じて転職しました!
〈森田様〉僕は藤花会が開設するタイミングで新卒入社しました。
途中で退職をしたこともあったのですが(笑)通算では11年目になりました。
〈アメポケ〉お2人は藤花会のどこに魅力を感じられたのでしょうか?
〈吉川様〉なんとなくですが、働きやすそうな環境だなと感じたからです。
面接でも施設長の熱い話を聞けたことも良かったし、何より職員のやりたいことを実現させてもらえる職場環境に大きな魅力を感じました!
例えば、私だったらギターが趣味なんですけど、私が演奏して利用者さんが歌うと言った形で、利用者さんも職員も一緒になって楽しめるイベントが容易に開催できるんです。
〈吉川様〉コロナ前は、よく利用者さんと外出もしていました。利用者さんの生活が施設内だけで完結しないのも良いところだと感じています。人員体制が整っていているからこれだけのことがさせてもらえているのだと思っています。人員が多い分、スタッフはきちんと休みがとれますしね。
〈森田様〉僕も吉川と同意見です。楽しみながら仕事ができるし、その上ワークライフバランスがとれる点が藤花会の魅力だと思っています。
学生時代からキックボクシングをしていて、実はプロでやっていた時期もありました。今は指導側として関わっているので、仕事が終わってプライベートに集中できる環境はありがたいです!
〈森田様〉介護職ってどうしてもネガティブなイメージとかあると思うんです。排泄介助とか、、、けどそう言った側面は介護のほんの一部です。利用者さんと楽しくお話をしたり、僕たちからすると当たり前のことをお手伝いしているだけなんですけど、「ありがとう」って感謝してもらえるのは介護の楽しさの一つだと感じています。
〈アメポケ〉それぞれの施設のことをお聞きしたいのですが、どんな利用者さんがいらっしゃいますか?
〈アメポケ〉各施設のことをお聞きしたいのですが、どんな利用者さんが多いでしょうか?
〈吉川様〉瀬戸内市邑久町にある特別養護老人ホームせとうちは、平均介護度4.1、定員は80名、ショートステイが20名 合計100床の施設になります。
医療的な理由でお断りしないことが特徴で、看護師は施設で8名、各フロアに1名ずつ配置しています。手厚く看護ができる体制が整っていますよ。
また、認知症ケア委員会を立ち上げ、「認知症だから仕方ない」とひとくくりにせず、その方の人生や性格に寄り添うケアを大切にしています。
〈アメポケ〉吉川様が目指している施設像はありますか?
〈吉川様〉職員も利用者さんも生き生きできる職場環境を追求したいです。
インタビューのはじめにもお伝えしましたが、スタッフ自身の特技や好きなことを活かして、空いた時間で自由に利用者さんと楽しんでいいよ!というスタンスなんです。
新しく入ってくる職員からは、自分の特技や好きなことを認めてくれ、仕事に活かせるのは嬉しいと好評なんです!
今は生活相談員をしていますが、介護現場が好きで、まだまだ現場でやりたいことがたくさんあるので、それらが実現できるようにチャレンジしますよ!
〈アメポケ〉素敵です!頑張ってくださいね!森田様はいかがでしょうか?
〈森田様〉僕は岡山市東区西大寺にある特別養護老人ホームせとうちの郷で生活相談員をしています。
せとうちの郷は定員29名、ショートステイ10名の、地域密着型特養です。施設内に足湯があるんですけど、コロナ前は地域の皆さんも足湯に来てくださったり、こども園の園児たちが芋掘りに来てくれたり、地域密着という言葉に相応しい施設だと感じています!
コロナでイベントが減ったのは寂しいですが、楽しく働ける職場環境を作っていきたいです!
元々吉川と同じ施設で働いていたので、考え方は似てるかもしれないです!
現場LIKEで頑張っていきたいと思います♪
〈アメポケ〉コロナが落ち着いたらいろんなイベント開催していきたいですね♪今までで印象に残っているイベントはありますか?
〈森田様〉やはり夏祭りです!敷地いっぱいに地域の方が来てくれて、外部の団体にうらじゃを踊ってもらったり、職員の出し物や施設長がマツケンサンバを披露したり。本当に賑やかで楽しいお祭りでした。正直、準備で仕事が増えるから大変なんですけどね(笑)でも、満足感や達成感がすごいので、全てコミコミで楽しいです♪
〈アメポケ〉お祭り良いですね〜!コロナ明けには是非参加させてください!スタッフさんの研修など勉強の機会も多いとお聞きしましたが、いかがでしょうか?
〈吉川様〉社外研修を一覧にして、受けたい研修は自由に受けてもらっています。最近はオンラインの研修も増えていますね。外部研修で学んだことは、社内の全体研修でスタッフに共有してもらっています。
〈アメポケ〉発表があるんですね。恥ずかしいなんてスタッフさんはいませんか?
〈森田様〉やはり一定数います、、、でも、アウトプットすることで理解も深まるし、成長に繋がると考えています。恥ずかしいではなく、共に成長していく気持ちを持って欲しいと思っています。
〈アメポケ〉初めは恥ずかしくても慣れもあるでしょうし、学ぶだけではなく知識を共有するって大切ですよね!
アメポケ内でも研修動画やセミナーをしていますので、活用してみてください♪
〈アメポケ〉他にも藤花会様の強みを教えてください!
〈吉川様〉特養せとうちには、ショートステイにも機能訓練員がいるので、ショートステイ期間中もADLが維持できるのが強みのひとつだと思います。
せとうちのショートステイについては、おかげ様で居宅のケアマネジャー様やご家族様からも高く評価していただけています。例えばレクリエーションで手芸をし、作品をフリーマーケットで販売して、収益で美味しいご飯を食べるというように、ショートステイのご利用者様が施設にいながら社会参加をするというサイクルがあります。『自分の作ったものでこんな美味しいご飯が食べれたわ』と、利用者さんにも意欲高く取り組んでもらえています。
〈アメポケ〉レクリエーションをたくさん取り組んでみて、何か変化はありましたか?
〈吉川様〉利用者さんにも職員にも変化がありましたよ!
理学療法士が、利用者さんの身体能力や認知能力、意欲などを数値化しました。積極的にレクリエーションに参加するグループとお部屋で過ごすことが好きな方のグループに分けて評価をし、検証をしました。レクリエーションに参加しているグループは能力の維持や認知面の改善が数値で表れました。
この結果はもちろん職員に伝えました。介護の仕事は客観的評価が見えにくいのですが、今回のように数字を見ることができ、成果に繋がっている事がはっきりわかると、モチベーションに繋がります!
ちなみにリクリエーションのテーマは『生涯チャレンジ!』です!
〈アメポケ〉生涯チャレンジに因んだエピソードはありますか?
〈吉川様〉ショートステイのご利用者様が漢字検定を受けられたんです。施設利用中も漢字の勉強を頑張っておられましたよ。そんな利用者様に触発され「俺も受けたい」というスタッフが現れ、2人で勉強していた様子を見ています。
試験日は、そのスタッフと一緒に電車に乗って会場まで行き、試験を受けて、美味しいものをいくつになっても合格を目指して前向きに取り組んでおられ、施設利用中もご自宅と同じように勉強をされ、スタッフまで巻き込んでくれ、本当に素晴らしいと感じました。
〈森田様〉チャレンジができる背景には、施設長が「やりたいならやってみな」と応援してくれる方であることと、藤花会が藤田病院のグループであり、医療体制がしっかりしているという安心感もあると思います。
〈アメポケ〉たくさんのお話を聞かせてくださり、ありがとうございました!これからも職員さん、利用者さん、地域のみなさんで生涯チャレンジ!応援しています!
〈吉川様、森田様〉ありがとうございました!
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今回の記事はいかがでしたでしょうか?
1つ目の藤花会様の記事同様、お話をまとめるのが大変なくらい様々なお話をお聞きできました。
『いろんな満足に繋がる取り組み』をもっと知りたい方は是非、HPや見学を検討してみてください!