岩田ですー。
今回はですね、倉敷市で訪問診療をされているクリニックの院長にお話をお伺いしてきました。
こちらの院長は僕も以前からお世話になっているのですが、とても仕事のことを楽しく話されるんですよ。
そんな院長のされるクリニックってどんなところなんだとう?と思って、取材させていただきました。
きっと仕事の向き合い方について、何かの学びがあると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
こちらグリーン在宅クリニック院長の國末先生。ラグビーがめちゃめちゃ好きらしいです。
岩田「今日はよろしくお願いします!!國末先生は開院されてどれくらい経たれるんですか?」
國末先生「3年が経ちますね!」
岩田「立ち上げられた想いをお伺いできますか?」
國末先生「僕自身は開業しようとは実は思ってなかったんですよ。元々外科医で緩和ケアに移って、そのあと訪問診療の道に入りました。この経験がすごく面白かったんですよ。自分自身を表現できるし、患者さんの役に立っている実感もあったし。その経験の中で自分のスタイルというのも見えてきて、開業に踏み切りました。」
岩田「ふむふむ、ズバリ、そのスタイルとはをお伺いできますか?」
國末先生「うちの理念なんですけど、患者本意・全人ケア・自己重要感です。まず患者本意ですが、医療というのは基本的に患者さんを中心に考えていきます。僕たちはあくまでサポーターであり脇役であり、患者さんがなるべく苦痛なく幸せに過ごしていけるよう取り組んでいます。次に全人ケアなのですが、医療者というのは基本的には病気に目が行きがちでしが、病気以外にも目を向けることが大切です。病気のことだけではなくて、その人を知りたい、それが大切だと思うのです。ご家族も含めてですね。全人医療より、ケアの方が幅が広いと考えています。最後に自己重要感とは、自分自身が価値ある存在と思ってもらえるよう、我々がお手伝いをしたいと思っています。本来はあるのに、病気などによって自分の価値が小さく感じることがあると思うんです。ただそういうものは、患者さんが自分自身を思い出してもらうことで、自分の価値を思い出してもらう、それが治癒につながると考えています。これらを実現したいと思い、開業をしました。」
岩田「素敵な理念、、ありがとうございます。開業されてみて、される前とのギャップはありましたか?」
國末先生「そうですね、壁に当たることはありますが、全てが学びだと思っているので成長のチャンスだと捉えています。」
岩田「國末先生って、そのパワーはどこから出てこられるんですか?」
國末先生「それはどんな時でも楽しみたい!と思っているからだと思います。仕事は楽しいですよ!」
岩田「ズバリ、楽しめる秘訣を教えてもらえますか?」
國末先生「訪問診療でいいことは、僕がしたいことをしているんです。不安もありますが、患者さんがシンプルに喜んでくれるんです。自分がしたいことをする、それが患者さんの喜びに繋がっている、これが秘訣です。」
岩田「國末先生のエネルギー源は、そのシンプルだけどとても本質的なところからきているんですね。以前國末先生からお伺いした、週休三日制にするという話ですが、それはどのようなお考えでされるんですか?」
國末先生「当院は、患者様にも職員にも主体性を大切にしてもらっています。僕自身がそうありたいと思っているのですが、みんなが100あるとするじゃないですか。その力が発揮しやすい環境は、いかに主体性が尊重されるかが大切だと思います。だからなるべく当院は個人個人に合わせた働き方ができるようしています。当然節度は保ちますが、その中で良い面が見られると私も幸せですし。そのための一環として、週休三日制の導入を調整中です。また、時間にゆとりがあるのはとてもいいことだと思います。プライベートな時間の自由があれば、仕事のクオリティも自ずと上がりやすいと考えています。」
國末先生「そのためには人員数も大切だと思っていますので、当院の思いに共感してもらえる方はぜひぜひご連絡して欲しいですね。向上心のある方や、楽しもう!と思える方、大歓迎です。」
岩田「ほうほう、、、僕も週三日休んでみます!!」
國末先生のお話はとてもシンプルですが、本質的に大切なことを学べたように思います。
新しい方(看護師、社会福祉士)も募集されているそうなので、気になられた方はぜひぜひご連絡してみてくださいね。来年以降の予定としては、岡山での開院も考えられているそうですよ。