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涙もろい訪問看護師さんのお話

事業所

医療法人自由会

地域

岡山市南区

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岩田です!

今日お伺いしたのはこちら!!

こうなん訪問看護ステーションさんです。アメポケでもとってもお世話になっている、岡山光南病院さんの母体が運営する訪問看護ステーションです。

それでは早速お話をお伺いしてみましょうっ!!

岩田「結構衣装がラフな感じですけど、これには意味があるんですか?」

松井部長「そうですね、なるべく親しみを感じていただけるよう配慮しています。来年には全員衣装を揃える予定です。」

こちら法人看護部長の松井さん。とっても偉い方。

岩田「そういうことなんですね。こうなんさんは今何名で運営されているんですか?」

松井部長「看護師12名、リハビリ5名(PT ,OT,ST)、事務2名です。」

岩田「多いですね!特徴はどんなところですか?」

松井部長「副理事長の想いですが、当法人が興除・藤田地域の中心拠点になることを目標として、地域包括ケアの構築を目指しています。看護師を増員し16名体制にして、依頼を断らないようにしていきます。今後2040年問題に向けて、対応できる組織体制を作っていきます」

岩田「事業はいつからされているんですか?」

松井部長「平成4年8月からですね。確か岡山市で2番目です。」

岩田「2番目!!そして長いですね!!それではスタッフさんにお話をお伺いしていきましょう。」

こちら、入社6年目の川邉さん。この方が涙もろい方です。訪問看護をされる前は総合病院で勤務されていたとのことです。

岩田「訪問看護をされるきっかけはなんだったんですか?」

川邉さん「入社前に訪問の同行をさせてもらって、とても感動したんです!特に感動したのは小児の方への訪問で、こんな医療依存度の高い方でも普通に家で生活できていることがとても衝撃でした!それを支えている方々も本当にすごいなーと。しかも同世代の方が活躍されていて、こんな若い方でも一人でできるんだ!!と、衝撃を受けました。」

川邉さん「それで、見学の時は夏だったんですが、翌年の4月に入社希望をしていて、そこまで待ってくれたのも嬉しかったです。暖かい社風だと感じました。」

岩田「とてもいい話。実際に働いてみていかがですか?」

川邉さん「仕事は大変ですけど(笑)。それに見合うやりがいはとてもあります。やっぱり、1対1ならではの得られる感動があります。」

岩田「ふむふむ!具体的なエピソードを聞いてもいいですか?」

川邉さん「特にってとても難しいですね〜。それぞれに思いを持って対応しているので。う〜ん、、、難しいですね〜。え〜、ちょっと待ってください。考えると泣けてきた」

岩田「えっ、、、!!ティッシュティッシュ」

泣いてる様子

岩田「総合病院から在宅って不安はありました?」

川邉さん「ありました!!一人で本当に行けるのかなーって。こうなんは入社して3ヶ月間は同行訪問するんですけど、その後も全然相談しやすいので、今でも色々と教わっています。」

岩田「支え合える社風なんですね。」

岩田「そろそろエピソード聞いてもいいですか?笑」

川邉さん「はい笑 主治医が総合病院でターミナルの方で、何かあると受診をしていたのですが、中々自宅が難しくなっていって、でもその方はなるべく家にいたい方でした。私はその方が初めてのターミナルの方だったのですが、不安もありながら自分なりに一生懸命サポートしました。結局最後は病院でお亡くなりになったのですが、最後会いに行った時に、ずっと寝てられたのですが、最後に目を開けてくれたんです。それがもう、、、」

岩田「あー涙が!!」

川邉さん「思い出しちゃってもう無理です〜」

また泣いてる様子

岩田「(なんて涙もろい人なんだ)生まれ変わってもまた訪問看護しますか?」

川邉さん「うーん、それはないですね」

岩田「え!!!」

川邉さん「良い仕事ですけど、大変ですからね笑 子どもには勧めない笑」

岩田「そうですか笑 お子さん何歳なんですか?」

川邉さん「小学校2年生と3歳の二人です。」

岩田「娘さんも涙もろいんですか?」

川邉さん「全然泣かないですね」

岩田「笑」

岩田「子育てと仕事の両立はいかがですか?」

川邉さん「今パートにしていただいているんですよ。松井部長に相談したら、考慮してくれました。だからバランスが取れて仕事ができています」

岩田「さすが松井部長!!」

松井部長「必要な人材なので!」

岩田「それでは次の方へお話を伺いましょう。」

こちら入社5年目の仲野さん。以前は急性期や退院支援に関わっていたそうです。

岩田「急性期から訪問看護に変わるきっかけってありました?」

仲野さん「私は最後退院支援に関わってて、訪問看護と接する機会があったんですよ。それで急性期で対応していた患者さんで中々家に帰りたくても帰れない方がいたんですが、家に帰れた時に病院では想像できていないくらいお元気になられて、在宅に関心を持つようになりました。」

岩田「実際に訪問看護を経験してどうですか?」

仲野さん「帰れるんだ!と思いました。病院時代に帰ることが難しいって方々も、実際は帰れるサービスがあります。」

仲野さん「私も川邉さんと同じで、一番最初に対応した終末期の方がいて、自宅に帰るとすごい良い顔されたんです。やっぱりお家に帰ると、病気を超えて元気になるというか、そういう場面に出会うと、この仕事をして良かったと思います。」

岩田「共通点ですね!」

仲野さん「私は看護師経験でいうとこのステーションで一番下なんですが、先輩たちが色んな経験をしていて、すごく頼もしいですし相談しやすいです。訪問の時は一人ですが、一人でしている気分にならないです。だから安心もしますし、仕事が楽しくできています。」

岩田「安心感があるんですね。」

仲野さん「病院にいた時は、まだ訪問看護は早いんじゃない?と言われたんですけど、実際入ってみたら、そういった先輩たちが支えてくれて、やりがいを持って働けています。」

仲野さん「あと当ステーションは病院内の研修もありますし、外部研修も行かせてもらえるので、学ぶ機会が多いですね!」

松井部長「当ステーションは医療法人が母体で、医師をはじめ多職種が在籍しており様々なことを学ぶ機会があります。特に定期的に行う症例検討会では医師も参加するので専門的な知識や技術を学ぶことができ、その学びを実践に活かせています」

松井部長「また法人内に訪問診療、訪問看護、居宅介護支援事業所があることで、情報共有も早いですし、スピード感を持って対応できます。そこが当法人の強みでもありますね!」

岩田「確かに!橋本先生にはいつも大変お世話になっております。とっても熱い先生ですよね」

松井部長「熱いですねー!」

岩田「仲野さん、最後にこれから訪問看護で働くことを考えている方へメッセージをお願いします!」

仲野さん「最初はとても不安だと思いますし、やっていると心配になることも多くあると思います。ただ訪問時は一人ですが、みんなで支え合って相談しあえる方がいれば、安心して働くことができると思います!」

岩田「仲野さんが経験されたことですね。とても良い内容がお伺いできました」

良いお話が聞けましたね〜。訪問看護って、大変そうですがとってもやりがいのありそうなお仕事のようですね。こうなん訪問看護ステーションさん、ありがとうございました!

そんなこうなん訪問看護ステーションさんは新しい仲間を募集されているので、是非ぜひご見学に行ってみてはいかがでしょうか。川邉さんのように衝撃を受ける体験が待っているかもですよ!

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医療法人自由会

【院長様ご挨拶】

岡山光南病院は、回復期リハビリテーションに岡山県ではいち早く特化した病院であり、その実績は岡山県では高く評価されていると自負しています。

リハビリテーションの過程は、生活への復帰が大きな課題になり住み慣れた土地を無視しての復帰はあり得ません。誰もが住み慣れた土地で生活が続けられればと願います。住み慣れた土地に住むことを支援するのが当院のリハビリテーションです。

優れた急性期医療で救われた命でも、心身に障害を残すことが多くあります。最終的に生活の場に戻り、そこで生活を維持できることが求められており、残った障害により変わらざるを得ない「生活を再構築する」ことが、岡山光南病院の使命だと思っております。

そのためには、心身機能構造・生活・社会参加の三つの視点からのアプローチにバランスよく取り組む必要があります。

当院では入院から退院までの期間その患者さんがよりよいリハビリテーションが受けられるように個人サポートチームを作成し、患者さん一人一人に状態・状況に応じたきめ細かいリハビリテーションプログラムを医師・看護師・ケアワーカー・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・薬剤師・ソーシャルワーカー・栄養サポートチーム等、全てのスタッフによるチーム医療を行い、質の高いリハビリテーションを日々目指し、提供しています。

充実したリハビリスタッフによるリハビリテーションを日曜、祭日、年末年始を含め365日途切れることなく提供し、患者さんの早期回復を図ります。スムーズな家庭復帰、社会復帰を目的として、病棟においても実生活に結びついたリハビリを行います。

さらに、退院後の生活のサポートも重視してシームレスな医療を実践するためにこうなんクリニックと連携し、地域の医療、看護、介護の方達としっかり連携を図ることで、急性期から維持期までスムーズに繋がった地域医療の中心として機能することを目指しています。

医療界の流れ、世の中の流れに鋭敏に反応し当院の医療を停滞させることなく日々邁進していきたいと考えています。地域の医療、急性期病院から在宅への患者さんの足がかりとして、なお一層リハビリテーションの充実を図り、在宅医療との連携を改めて密なるものにしていきたいと日々考えながら医療を実践しています。

障害に立ち向かうリハビリテーションの重要性が増していく高齢化社会を迎え、誰もがよりよいリハビリテーションを受けられるよう岡山光南病院はさらに努力します。

 

岡山光南病院ホームページはこちら

https://www.kounan-hp.jp/

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